・自動車保険の見積をしても、費用負担や加入義務はありません。インターネットの「一括見積」を利用すれば、数社の見積が一度に《無料で》できるのです。「一括見積」は、とても便利なサービスですね。
しかし、海外に在住している場合は、この便利なサービスを利用できません。そして、自動車の免許を取得していない人も、自動車保険の見積をすることができません。《日本在住のドライバー》に限る‥というわけです。
・また、キャンピングカー等の《8ナンバーの車》や普通貨物者等の《1ナンバーの車》は、「一括見積」をすることができません。
見積サービスの対象となる『自家用5車種』とは、〈自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車・自家用小型貨物車・自家用軽四輪貨物車〉のことです。
「自家用5車種」に該当しない車種については、個々の電話相談などによって、見積できる場合があるようです。
・自動車保険の見積を数社で行うと、保険会社によって、保険料の格差があることが分かります。
《保険の自由化と規正緩和》によって…保険会社が、補償内容やサービスはもちろん、保険料も自由に設定できます。そのために、車を運転する人の年齢・免許証の色・走行距離・安全装置の有無・車の使用条件‥などによって、保険の種類を細分化する傾向にあります。
・また、殆どの保険会社が、自動車保険に様々な割引制度を設けています。
割引サービスには、「インターネット申し込み割引」「安全装置割引」「ゴールド免許割引」「運転者限定割引」「長期優良契約割引」「年間走行距離割引」「低公害車割引」‥などがあり、どの「割引」を利用するかによって、見積に格差が生じます。
・基本的な補償内容や付加できる『特約』の種類も、保険会社によって違いがあります。「特約」には、「他車運転危険担保特約」「ファミリーバイク特約」「代車費用担保特約」「身の回り品特約」「弁護士費用特約」などがあります。
また、保険料以外にも、ロードサービスなどの面で他社との差別化を図る会社も増えています。