・リスクの少ない人が、自動車保険に安さを求めるのであれば、「リスク細分型保険」でしょう。しかし、リスクが高いと判断された人は…むしろ、一般的な国内の保険会社より保険料が割高になる可能性があります。要注意ですね。
以下は、自動車保険における主なリスク要因です。
○年齢
○性別
○運転歴…事故歴・免許証の色など
○使用目的…自家用・業務用など
○使用状況…年間走行距離など
○種別…車種など
○安全装置…エアバック・ABS・衝突安全ボディなどの有無
○所有台数
○地域…全国7地域のブロック別
・車の種別によって、自動車保険の保険料率は大きく変わります。車種による本体価格の違いもありますが、事故率と事故を起こした場合の内部の安全性が異なるためです。
軽自動車やファミリータイプの車は、事故が少なく搭乗者の安全を守る装置も揃っている場合が多いため、一般的に割安の設定となります。スポーツタイプの車やエンジンを積みかえた車などは、事故が多くスピードが出る分、死亡事故のリスクが高くなります。したがって、保険料は高めの設定となります。
・同じグレードでも、メーカーやエアバッグ等の安全装備の有無によって、保険料率が上下します。
最近は、エアバッグが付いていない車は珍しくなりました。助手席側のデュアルエアバッグも、オプション装備の場合もありますが、標準で装備している車が少なくありません。
しかし、中古車などは、デュアルエアバッグが付いていないこともあります。また、外国車は、安全装備が不十分であるケースが少なくないようです。