全労済 自動車共済の商品概要
○見舞金制度がある自動車保険
・インターネットで掛金の見積りができる
・全労済の組合員となり加入する
○補償内容
(1)自身の補償
1.人身傷害補償●人身傷害共済金
・自動車事故で死傷した場合、過失割合にかかわらず契約金額の範囲内で全額補償される
・最高5000万円
●自動車事故損害見舞金
・部位・症状別払(先行払い)
・けがの部位・症状に応じて、治療中でも共済金が支払われる
・最高500万円
・死亡見舞金、療養見舞金等
2.搭乗者傷害特約・人身傷害補償と別枠で補償される
・日数払(200日限度)
・治療完了日または事故日を200日経過後にしたときに共済金が支払われる
3.自損事故傷害特約・人身傷害補償が付帯されない契約のみ
・日数払(200日限度)
・治療完了日または事故日を200日経過後にしたときに共済金が支払われる
4.無共済車傷害
・無共済(保険)車との事故で死亡または後遺障害を被ったとき補償される
・最高2億円
(2)相手方への補償
1.対人賠償
・他人を死傷させたとき、過失の割合に応じて賠償金が支払われる
・被害者1名につき無制限
2.対物賠償
・車・家屋・電柱など、他人の財物に損害を与えたとき賠償責任が補償され、過失の割合に応じて賠償金が支払われる(自己負担額なし)
・1事故につき無制限
(3)車の補償
●車両損害補償(特約)
・過失割合にかかわらず、車両共済金が支払われる
・20万円以上1000万円限度
●補償の範囲(タイプ)に、以下の3つがある
・オールリスク(全危険車両損害補償特約)
・エコノミーワイド(危険限定損害補償特約)
・エコノミー(自動者相互間衝突損害補償特約)
1.車両損害付随諸費用特約
・代車費用、遠隔地での事故に伴う費用(陸送等費用・宿泊費用・帰宅等費用)、身の回り品の損害が補償される
・人身傷害補償付のオールリスクとエコノミーワイドは自動付帯
2.新車取得差額費用補償特約
・新車購入から最初の車検までの間の事故損害が補償される
・新車価格相当額が限度
3.補償額限定オールリスク
・日常的に発生しやすい小額な車両損害が補償される
・エコノミーワイドで車両共済金額50万円以上の場合に付帯できる
(4)借りた車の運転中の補償
●他者運転優先払補償
他人の自動車を借りて運転中に事故を起こしたとき、借りた車の自動車共済(保険)契約の有無に関わらず、共済金が支払われる
(5)各種特約
1.マイバイク特約
・家族全員のミニバイク事故が、一家に何台あっても補償される
・ミニバイクとは、総排気量125cc以下の原動機付自転車
2.弁護士費用等補償特約
・損害賠償を請求する場合、弁護士に相手側との交渉を依頼したときに必要となる「弁護士報酬・訴訟費用・仲裁・和解・調停費用」が支払われる
・被共済者1名につき300万円限度
(6)運転者年齢条件
運転者の最低年齢を高くすると掛金が割引になる
1.運転者年齢21歳以上限定特約
2.運転者年齢26歳以上限定特約
3.運転者年齢30歳以上限定特約
4.運転者年齢35歳以上限定特約
(7)契約対象車種
主たる被共済者の所有する自家用自動車であり、かつ家庭用に使用する次の用途・車種である自動車
1.普通自動車
2.小型乗用車
3.軽四輪自動車
4.小型貨物車
5.軽四輪貨物車
6.普通貨物車
7.キャンピング車
8.二輪自動車
9.原付自動車
(8)等級
1〜22等級
(9)割引制度
・運転者家族限定割引運転者を、主たる被共済者・配偶者・その同居の親族および別居の未婚の子に限定する場合、基本補償・車両損害補償の掛金が5%割引
・搭乗者傷害特約、家族限定補償型搭乗者傷害の補償を主たる被共済者・配偶者・その同居の親族および別居の未婚の子に限定する場合、搭乗者傷害特約の掛金が10%割引
・人身傷害補償、被共済自動車搭乗中のみ補償特約人身傷害付帯の契約に加入後、2台目の契約に人身傷害補償・被共済自動車搭乗中のみ補償特約を付帯する場合、人身傷害補償の掛金が15%割引(四輪自動車)
・ABS装着車割引被共済自動車がABS装着車の場合、基本補償の掛金が5%割引
・エコカー(低公害車)割引被共済自動車がエコカー(低公害車)に該当する場合、基本補償・車両損害補償の掛金が5%割引
・福祉車両割引所定の装置を有する福祉車両、かつ消費税優遇の対象である場合、基本補償・車両損害補償の掛金が5%割引
・新車割引共済期間の効力開始日が、被共済自動車(普通・小型乗用車)の初度登録年月の翌月から25ヵ月以内の場合、基本補償・車両損害補償の掛金が9%割引
・セカンドカー割引1台目の無事故割引等級が11等級以上であれば、2台目以降は7等級(16%割引)の掛金が適用される
・複数契約割引共済契約者を同一とする契約が2台以上ある場合、基本補償・車両損害補償の掛金が3%割引
(10)サポート体制(付帯サービス)
1.示談交渉サービス・対人、対物事故を問わず引き受ける
・事故受付後は全国84ヵ所のマイカー共済サービスセンターで、約800名の専門スタッフが示談交渉サービスを行う
2.事故受付ダイヤル・休日・夜間を問わず、24時間・365日の事故受付
3.ロードアシスタントサービス・24時間コールサービスドライブ中のアクシデント等の際、ガソリンスタンド・宿泊施設・タクシー会社・レンタカー会社・鉄道会社・航空会社の電話番号案内サービスが受けられる
・無料ロードサービス1.自走不能の場合、レッカーけん引または積載車による運搬
2.脱輪、楽輪引き上げサービス
3.現地で可能な30分以内の路上クイックサービス
4.ガス欠の場合、ガソリン10リットル無料(1共済期間1回)
4.「お客様総合相談サービス」窓口
・交通事故に関する疑問や相談に、フリーダイヤルで答える
5.現場急行サービス
・多重衝突事故や死亡事故などで緊急出動が必要な場合、専門スタッフが駆け付けて適切なアドバイスをする